2002年7月5日 河北新報夕刊より


職員名札の大型化検討 仙台市 「名前所属小さくて見えづらい・無責任仕事追放へ有効
 仙台市が職員のネームプレートの大型化を検討している。以前から、「今のプレートは小さくて見えづらい」と指摘されていたためだ。
市民にサービスを提供する職員の所属と名前をより明確にすることは、「無責任な仕事をしない」という公務員としての基本中の基本を身に付けることにもつながる。市は早ければ来年度当初から、新しいネームプレートを導入したい考えだ。

 「ネームプレートの名前や所属が見えづらいし、ふだん着けていない職員もいる」。六月初めの仙台市議会五月定例会の一般質問で、ネームプレート問題が取り上げられた。
 答弁した市幹部は「サービスの提供者」を自覚して仕事する上で、ネームプレートは重要」と、名前などが見やすいプレートに交換することを約束した。

 現在のプレートは縦二・五センチ、横五センチのアクリル板で、所属課と名字を記している。クリップで胸ポケットなどにはさむが、安全ピンで留めて着用する。1995年12月、勤務時間中の着用が原則的に義務化された。

 ただ、「見えづらいことは、普段使っていても実感する」(職員)というように、
文字が小さいのが致命的。職員の間でも不評だった。

 背広を着用する男性職員と異なって、女性職員は胸ポケットがない衣服も多い。襟元などに着けたり、ピンで衣服に穴を開けて着けたりするしかないため、嫌がる職員も多い。

 職員からは、身分証のように顔写真入りのものや、首からひもでぶら下げるタイプのものなどを望む声が出ている。市人事部は「幅広く意見を聞く場を設け、着用パターンが多彩なものを導入したい」と話している。